美容部員になるには夢や憧れは捨てて!7つの項目で詳しく解説

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デパートの化粧品コーナーにいる美容部員、ステキですよね。

この職業に憧れる女性はとても多く、人気があります。

競争率が非常に高く、学歴や容姿などが優れていないとなれないのでは・・・と思っていませんか?

実は美容部員になるのは案外ハードルが低く、誰でもなれる職業なのです。

美容部員は世間に知られているようで、知らない面が非常に多いです。

仕事内容や女性だらけの人間関係、ノルマはあるの?といった疑問がありますよね。

そこで、美容部員へなるための道や仕事の裏などをご紹介します。

美容部員の仕事とは

デパートのコスメカウンターで、化粧品などを販売するのが美容部員の仕事です。

お客様に商品を紹介したり、タッチアップをします。

お客様が何を求めているのか、何に悩んでいるのかを察知して、それに合う商品を紹介しなければなりません。

接客だけでなく、顧客管理やダイレクトメールの送付、ポップ作り、店頭のテスター掃除、パフなどの洗い物、品出しなどの仕事も多いです。

美容部員のやりがい

やりがいはズバリ、自分が紹介した商品が売れること!

顧客がつき、だんだん売り上げが上がっていくことにやりがいを感じます。

また、美容に関して詳しくなるので、自分自身もキレイになるメリットがあります。

接客スキルやマナーが身に着くので、自分磨きにもなりますね。

美容部員の大変なところ

正直、美容が好きというより、人が好きじゃないとやっていけません。

接客なので、さまざまな年代やいろいろな人を相手にします。

クレームもあるので、気を遣う場面が多いです。

流行りや年代、肌悩みによって、スキンケアや色使いの知識やメイクのテクニックを使い分ける必要があります。

常に新しい商品が出てくるので、勉強し続けないといけません。

特に下記4つが、美容部員が苦労することが多いです。

ノルマ

ノルマと決めつけるものはありませんが、毎月の売上目標という形で金額が設定されます。

減給などはありませんが、毎月の売上がボーナス、昇級に反映されることが多いです。

売上が目標に達しないと自腹で商品を購入して、売り上げに貢献する美容部員もいます。

勤務状況

サービス業なので土日は基本休めません。

シフト制のため、勤務時間が不規則です。

見た目は華やかな仕事ですが、一日中立ち仕事なので大変です。

ちょっとの体調不良でも売り場に出なければいけませんので、自己管理や体力維持が必要です。

常にお客様から見られているので、気を抜けない仕事です。

異動や応援(他店へのお手伝い)もあります。

接客のストレス

お客様を相手にする仕事は基本大変です。

いくら商品を推奨してもサンプルだけ目当てに来る人や、何時間もカウンターで話し込む人もいます。

売り上げ目標があるので押し売りになりやすく、クレーム対応もよくあります。

人間関係、上下関係、いじめ

女性だけの職場なので、人間関係はドロドロしているところもあります。

どちらかというと体育会系で、上下関係も存在します。

小さな売り場だと、他メーカーの美容部員とも付き合いがあります。

メーカーによって美容部員の雰囲気が微妙に異なります。

長く続けられる人は、それなりに個性や気が強い人が多いのが特徴です。

しかし、異動があったり勤務自体がシフト制なので、毎日ずっと顔を合わせることがないのは救いかもしれません。

接客のコツ

お客様の話をよく聞くことが第一です。

自分にも肌の悩みがある場合、同じ悩みのある方へ親身にアドバイスすることができるので、悩みは武器になります。

毎日毎日売らなければと思うと、お客様にはすぐに見抜かれます。

まずは、お客様と信頼関係を築くことが先です。

そのうち顧客がつくようになってきます。

接客業は日々の積み重ねです。

今日の努力が将来の売り上げに反映されるのです。

セールストークも上手くないと、お客様が商品に魅力を感じません。

メーカーが今イチオシで売り込んでいる商品を、お客さんに「欲しい!」と思わせるようにしなくてはなりません。

どう売り込むかは、入社後の研修や配属後のフォローで要点は教えて貰えますが、「あなたから買いたい」と思っていただける接客法は自分で作り上げないといけません。

商品の魅力も大事ですが、美容部員ひとりひとりの個性も実は大事なのです。

この職業の現実

華やかな仕事に見えるため憧れを抱きますが、実際はギャップがあると思っておいた方がいいです。

まず、美容部員は「販売業」です!

メイクアップアーティストではありません。

物を売るというのは、あくまでも数字を作る(つまり客1人の単価をいかに上げるか)です。

夢のある仕事ではないことを理解しておきましょう。

美容部員は、続く人続かない人がハッキリ分かれる職業です。

美容部員になるには

いわゆる有名なブランド、「大手企業の化粧品メーカーに就職する」なら最終学歴は大卒が有利です。

企業やブランドを選ばないなら、高卒でも美容部員になれます。

中途採用や派遣などの非正規雇用も多いので、ハードルは思ったより低いと感じます。

美容部員の専門学校もありますが、行く必要性があるかはよく考えた方がいいかもしれません。

メーカーはちゃんとした会社を選んだ方が良いですが、美容部員になったらそのメーカーの商品を使うことになるので、自分が好きなメーカーがいいです。

化粧品検定という資格がありますが、取得しても就職に有利にはならないので、取得は必須ではありません。

美容部員に特別な資格や経験は必要ないです。メイクアップアーティストと違い、あくまでも販売員なので。

美容部員に関しては「美容師免許が無いとなれないよ」という人もいますが100%嘘なので、ご安心を。

仕事の内容的に美容部員は販売が主で、髪に触れないので美容師の資格は必要ありません。

お給料はそれほど良くないと思っていた方がいいです。

新商品が出ると支給されたり化粧品を社割で安く買えるので、コスメ代は多少抑えられるようです。

美容部員の将来性

女性だけの職場なので、出世しやすい印象があります。

頑張れば頑張った分の評価がされます。

実績があると、そのメーカーの講師への道もあります。

美容職は若いイメージがあるかもしれませんが、売り上げの核を作ってくれるのは30代以上のお客様です。

お越し頂くお客様全般に信用頂くには、若さが決してプラスに働くわけではありません。

そのため、年齢をきにせず長く勤められるのはメリットと言えます。

また、他メーカーへの転職も可能です。

美容部員を辞めた後、企業の受付や秘書、他のサービス業やマナー講師などへ転向する人もいます。

メーカーの企画開発やマーケティングを目指すことも、可能性としてはあります。

気になるメーカーを調査してみよう

まず気になるメーカーの化粧品コーナーに行って、実際に接客を受けてみましょう。

何店舗か周ってみると、だんだんわかってきます。

この職業については、実際に美容部員に聞いてみることをおすすめします。

調査をしてみて「やってみたい!」と思ったら、転職エージェントを利用することをおすすめします。

美容部員は未経験や転職でも求人の募集があります。

しかし適正などは面接でしっかりと見られるので、それなりの対策が必須です。

特に企業の分析や求める人材、面接対策などは転職エージェントが把握しているので、本気で就職したいならサポートを受けるべきです。

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