企業の求人に応募して書類選考は通過するのに、面接で何度も落ちてしまった経験はありませんか?
なぜ何度も面接に連敗してしまうのか、その原因は「面接対策」にあります。
転職活動をしているほとんどの人が、面接対策ができていません。
面接は企業ごとの戦略が必須です。
転職エージェントが行う面接指導が採用の近道です。
面接で連敗してしまう原因とは?
原因1.マニュアル通りの答え
書類選考に通った後は、必ずあるのが面接です。
面接は企業によって、二次面接、三次面接と数回行うところもあります。
面接が苦手な人にとって、何度も面接をするのは胃が痛くなる思いですよね。
中には完璧に受け答えできたはずなのに、落ちてしまった人もいます。
面接対策のマニュアル通りうまくできた!というなら残念ですが面接は落ちます。
なぜなら、マニュアル通りの答えには、あなたの本音がないからです。
原因2.本音が見えない
本音と建前という言葉がありますが、これは両方を使い分けることで生きる言葉です。
さすがに「給与がいいから受けました」とは言わないとは思いますが、建前だけの答えは面接官は簡単に見破ります。
面接はあなた自身を売り込む場です。
本音と建て前をうまく使い分けましょう。
面接で本音と建前の答え方
面接では、常に本音ばかりを並べていてはいけません。
中には建前をきちんと述べなければいけない質問もあります。
多くの人が本音と建前の使い分けで困る質問は、残業や休日出勤です。
「この仕事は夜遅くまで働かなきゃいけないよ」
「もしも休日出勤しなければいけないとなったらどうする?」
誰でも休日は休みたいですよね。
また、特に今の仕事が大変で転職を考えている場合は、転職先の仕事がもっと大変だと言われたら、一瞬でもギョッと動揺してしまうかもしれません。
しかし、このような質問をされたときに一瞬悩むような表情を見せたら採用される事はないと心得ましょう。
このような質問があったとしても、問題なく働ける意思を見せる回答することが(建前上)大切なのです。
面接で連敗する人の特徴とは?
面接で落ちてしまう人の特徴は先ほども述べましたが、マニュアル通りの受け答えしかしない人です。
つまり、あなたの人間性が見えないということです。
本音を隠してしまうと、ただ中身のない会話になってしまうのです。
その会社で働きたいからこそ、完璧な答えを準備して面接に挑んだのでしょう。
しかし、そのなかに少しだけ本音を混ぜてみてください。
面接官はあなたの本心を知りたいため、答えの用意をしていないようなことを質問をしてくることがありますが、それはチャンスです。
あなたの言葉で詰まってもまったく問題ないので、思ったことを丁寧に伝えましょう。
面接官は逆境を跳ね除ける答えから、あたなの人間性を見ているのです。
圧迫面接を乗り越える方法
圧迫面接の特徴は、こちらが答えに困るような質問を追い詰めるようにしてきます。
圧迫面接では相手が精神的に追い詰められた状況でも、自分の意見や本音をしっかりとアピールできるかどうかを見ています。
この場合は面接対策をしっかりしても、マニュアルが全く通用しない面接となります。
前項にも書きましたが、面接官が求めているものはあなたの本音です。
その本音を多く引き出すために、建前ばかりだと厳しい返しが待っています。
厳しい返しをどうキャッチボールできるかが、採用の鍵になります。
面接官は何を重視しているのか
面接官が一番重視しているのは、その会社に適した人材なのかということです。
人事部が面接をする場合は、採用してもすぐに辞めてしまったり配属先で問題を起こしたりすると困るので、その人自身をしっかりと見ます。
共通して言えることは、協調性と能力です。
そして、一緒に働きたいと思える魅力のある人材かを見ています。
面接で手ごたえがあったのに、なぜ不採用なのか?
面接で手ごたえがあったのに落ちてしまった・・・ということは実際は結構あります。
・面接官はあなたに良い評価をつけたけど、他の人の方が評価が高かった
・手ごたえがあったと勘違いしていただけ(ただの自己満足)
マニュアル通りの答えを完璧に答えただけで「手ごたえ」があったと思われるかもしれません。
しかしその場合は面接官はあなたに興味がなく、たいした質問をしなかったのではないでしょうか?
本当に手ごたえがある場合は、あなたに興味を示し知ろうとしてきます。
採用になった後の話など、もっと踏み込んで未来を想像できる話になることが多いです。
ただの自己満足では面接は突破できません。
転職活動中の人の面接対策
面接では第一印象が肝心です。
それは入室と退室、椅子に座る時と立ち上がる時など、細かい動作も含まれます。
この時はマニュアルに従いましょう。
これはルールやマナーの問題ですので、ミスをすると印象が悪くなります。
面接では、前職を辞める理由は絶対に聞かれます。
その時にマイナス要因があるのならば、オブラートに包むようにして伝えてください。
たとえば人間関係で上司が厳しすぎてついていけなかった場合は、そのまま伝えてはマイナスポイントになります。
「上司にはしっかり指導していただいていたけど、自分の仕事に対する考え方の違いがあった」
などのように、上司を悪く言うようなことは避けましょう。
実際上司と考え方が合わないというのは社会人なら誰でも経験があるこでしょう。
ネガティブ要素はオブラートに包むことが重要です。
もちろんポジティブな要素であれば全力で本音を出しましょう。
今いる会社を辞めてでも、その会社で働きたくて面接に来たという答えでもいいのです。
無職の人の面接対策
無職の人の場合は、その状況を根掘り葉掘り聞かれるので、しっかりと答えられるようにしておきましょう。
・なぜ無職なのか
・無職期間はどのくらいか
・何をして過ごしているのか
無職だった理由が介護等のやむを得ない事情だった場合と、夢を追っていたりニートだった場合とでは、無職期間に対する印象が違ってきます。
そして、ネガティブ要素ではなく本気で働くと決めて面接に行く人であれば、理由はそのまま話していいでしょう。
夢破れて就職する人はパワーがあります。
一つのことに没頭してきた実績があるからです。
ニートだったとしても、両親を安心させるために働きたいという理由であれば、そのまま伝えても良いでしょう。
面接では嘘はつかないことと、詰まってもいいので自分の話をしっかりすることです。
話下手でも構いません。
あなた自身の考えや思いを一生懸命に伝える事が大切です。
面接に呼ばれた時点で、企業はあなたに興味があるということなので、あまり縮こまらずに堂々と話しましょう。
面接で採用されるためのコツ
面接で悪い印象与えてしまったらそもそも内定を取ることができなくなってしまいます。
面接というのは自分がどのような人物なのかを伝える重要な機会であり、自分がいかに企業にとって有益な人材なのかということを伝えられなければいけません。
面接で採用されたいと思うのであれば、まず自分がなぜその企業で働きたいのかということをしっかりと伝える必要があります。
当たり前の事ですが、相手の目をしっかりと見て自信を持って話さなければいけません。
話すスピードが早すぎる、遅すぎる、声が高すぎる、低すぎる、そもそも相手の目を見ていない、などという状態では面接で採用されることができません。
曖昧な返事をしたり、相手の質問に対してピントがずれたような返事もダメです。
もしも脱線したと思ったら、脱線したままで終わらず、元の話題に戻しましょう。
採用されるために必要なこととは
採用されるために必要な要素は面接官にあなたの魅力を感じさせることです。
答えに困る質問をされたときでも、しっかりとした受け答えができる人であれば採用を勝ち取ることはそれほど難しくないです。
何を聞かれてもサラっと答えるのが難しいと思う方もいるかもしれませんが、友達との会話では答えにくくて話せないということはほとんどないですよね。
面接官も人です。本音でキャッチボールをしたいのです。
面接に明快な答えはありませんが、あなたの魅力を存分に発揮することができるように意識してみましょう。
面接というのは相手に自分の人柄を伝えるために重要なものです。
毎回面接がうまくいかない人は、
・様々な想定問答を事前に考えどのように回答するか
・自分がこのように回答したらおそらくこういう質問が来るだろうと想定する
これらを意識して練習することが重要です。
また、転職エージェントを通しての転職活動がおすすめです。
転職エージェントは仕事の紹介をするだけでなく、企業ごとに合わせた面接対策を無料で指導してくれます。
面接がうまくいかない人は、このようなサービスを利用するといいでしょう。
自分自身で面接対策をするのは限界があります。
プロの指導を受けることで、あなたの気づかない欠点や改善点を客観的に判断できます。
自身の転職活動を見直し、今度こそ採用を勝ち取りましょう!
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