もう行きたくない!職場のパワハラに対処したい3つの方法

人間関係
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今、職場のパワハラの問題が世間の話題になることが多くなってきました。

他人から何からストレスを感じたら、それは”パワハラ”だと言えるかもしれません。

『そんなの受け取り側の問題だ』などと言えば、それすらがパワハラと思われてしまいます。

なぜ、そんなに職場のパワハラを指摘される社会になったのでしょう。

以前はここまで言われませんでした。

先生に叱られ、上司から怒られるのは当然な事でそれに”ハラスメント”=差別を感じる事などありませんでした。

感じるのは、私たちが『人は皆、平等』という社会で教わり、叫ばれる”理想”、時に法で約束された”希望”を目指し始めたからではないでしょうか。

我々は社会に出れば、決して平等に扱われない事を知っています。

しかし、社会は平等を”提案”します。

『生徒は皆、平等』

『同一賃金、同一労働』

『老若男女が分け隔て無く、暮らせる社会』

“社会”を”平等”の”監視者”とすると、かなり矛盾を感じませんか。

一方でハラスメントを提供しながら、片方では、それを糾弾する。

なんでこんな矛盾を社会は言うのでしょうか。

そこにはパワハラを理解し、避けるヒントがあります。

なぜ、パワハラされるのか?

パワハラする人の特徴は様々ですが、状況はとても似通っています。

ある程度の”区割り”の中で行われる点です。

学校の教室、会社の課内、仲良しグループ、ママ友サークルなどで、必ず上下関係が生まれ、上が下に”命令”します。

その内容が一般社会から逸脱した行為だったり、下の人間が酷く不利益を被る為、本来は聞き入れたくない、したくないのに、小さな”区割り”内の関係、維持からしてしまい、ストレスを感じる。

パワハラをされる人とは人間関係に弱く、誰かや他者の不利益を考えすぎてしまう人と言えます。

『人間は平等だから、自分が他者たちに不利益を与えてはならない』という考え方です。

しかし、上の人間は違います。

『他者と我は平等。ならば、我が他者の上に言っても大丈夫。いや、むしろそうした方が良い』という”独善性”があるのです。

パワハラする人の特徴とは

『自分がこうした方が、皆、幸せ』と考える人は、転じて自分のコントロール下に他者がいた方が良いです。

そんな自分の”考え”に賛同してくれる人間が大好きです。

しかし、支配下の人間が増えたら、増える分だけ、コントロールが難しくならます。自分の考えに異を唱える人間が出てくる可能性すらあります。

それは、絶対に嫌なのです。

だって自分は”正しい”事をやっているからです。

そこで、パワハラする人は必ず”自分が一番上の小さな集団”を作りたがります。

そこでは、必ず自分が一番。

そこでは、必ず自分が正しい。

自分の為の自分の”仲間”

自分への意見は”裏切り”であり、集団外の接触は”悪”です。

自分だけを信じれば良く、自分だけの”仲間”。

だから、一見、横暴な発言や自分の力を誇示する行為をするのです。

またパワハラをする上司に多いのは、上司としての責務を果たしていない、理解していない、上司としての能力不足が挙げられます。

近年、女性の管理職の活躍が目立ってきました。

男性とは考え方や物の見方が違いますし、細かいところに気がついたり客観的に判断できたりと、女性が上に立つことは会社にとってもメリットがあります。

しかし、女性特有の性格が問題になりやすいのも事実です。

特に女性の場合は感情的になりやすい傾向があります。

女性の上司を持つ女性の部下は、常に上司のご機嫌を伺っているかもしれません。

パワハラを回避するには、かなり気を使わなければならないでしょう。

同時に、パワハラする人は自身がそこ以外では何の力も無いことを知り抜いています。

だから、自分の”仲間”以外の他者の接触を嫌がります。

もし、隣の誰かや、上司がパワハラする人か否かを確めたければ、何気なく言いましょう。

「昨日、〇〇と会って、話が弾んじゃって・・・」と。

パワハラする人なら、自分の集団に属するあなたが他者と交わる事が許せないはずです。

たぶん、嫌がるリアクションをします。

パワハラのメカニズムとは

パワハラには何があるでしょうか。

学校なら無視や叱責、会社なら過剰労働や、やはり叱責でしょうか。

自分のコントロールが及ばないから、人は怒ります。パワハラする人の怒りは要するに『何でオマエは俺の言うとおりに動かないんだ!』という事です。

これには原因があります。

それは、求める”要求”に無理があること。

『今度のテストで100点とれ!』

『甲子園で優勝しろ!』

『営業成績を3倍にしろ!』

自分の希望や理想を、下の人間に強制させることで、それが不可能なのは”自分のせいではない”としたいのです。

これは無視しても良いのです。

あなた自身の実力からして、到底到達しえないのだから、仕方ありません。

ただ、問題はパワハラする人が、”無理を承知”で提案する場合です。

この場合、『出来ない』ことが前提ですから、相手は都合良く怒るだけです。

『出来るわけねぇーよ』と言いたいかもしれませんが、それをさせない為の”小さな集団”なのです。

“王様”の命令は絶対。

“王様”は、いつも自分が絶対に”上”にいるようにしているのです。

パワハラから抜け出すには?

こうなれば、あなたが逃れる術はありません。

一度、”その集団”に入れば、後は”王様”があなたをコントロールしたがります。

他人と出会って、何となく『この人、感じ良さそう…』なんてのは、一番危ないです。

相手は『コイツ、俺(私)がコントロール出来るかな?』と”王様”は無意識に嗅ぎ分けます。

ならば、そんな人間とは関わらない方が良いのでしょうか?

残念ながら、他者と関わらずに生きていける人間などどこにもいません。

我々は必ず他者と関係を結び、そこにある集団(学校、会社)に入ってしまいます。

また、自分と関わってくる他者が、必ずパワハラしてくるかは、分かりません。

あなたの自由を尊重してくれる、そんな素晴らしい人間かもしれません。

いかにしてパワハラを避けるのか?

それは、あなたが常に誰にも”頼らない”生き方をすれば良いのです。

もしくは頼ることを最小限にする(ゼロは不可能なので…)生き方をすれば良いのです。

『何をするのも、その人の自由。何を思うかも、その人の自由』と思い、行動しましょう。

“王様”はすぐに『あっ、コイツはコントロールが効かないな…』と感じ離れて行きます。

ただ、他者を頼らないというのは、同時に『自分が受ける不利益の原因は自分自身』と覚悟する事です。

他者を頼れば被らなかった被害が、あなたに起こる可能性が有るのです。

誰かに、『今日、一緒に飯食いにいかない?』と誘われても、1人家で食べる事を『寂しい』と受け取るか、『自由』と受け取るか?

自由、とするなら、その勇気はパワハラには負けないでしょう。

精神的に限界になる前にパワハラの相談窓口に相談しよう

職場でのパワハラに苦しみ、誰にも相談できず誰も助けてくれない・・・

そんな時は、会社や労働組合のパワハラの相談窓口に匿名で相談しましょう。

会社の相談窓口を利用したくない場合は、各都道府県の労働局に相談しましょう。

メンタルヘルスの相談窓口などもあるので、ぜひ利用して下さい。

パワハラはとても深刻な問題です。

あなたはそんなパワハラなんかに、我慢する必要も耐え続ける必要もありません。

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