キャリアの棚卸をして転職を成功させた30代が実践した5つのこと

あなたにとって長く勤めたいと思える職場への転職を成功させる秘訣は、これまでのキャリアの棚卸をやってみることです。

自分にはどんな仕事と職場が向いているのか、キャリアの棚卸をすることで、よりはっきりと見えてきます。

キャリアの棚卸しとはどのようなものか、その内容と具体的な方法をご紹介します。

これまでにやってきた仕事を整理する

まずはじめに、あなたがこれまでに勤めた会社と従事していた仕事を、すべて紙に書きだしてみましょう。

転職歴の多い方は一覧表を作成すると、後で整理しやすくなります。

時系列でもジャンル別でも構わないので、あなたが見やすいように整理しましょう。

会社の情報を書くときは、単に社名だけではなく、従業員数や資本金の額、事業内容など、その会社の情報をできるだけ詳しく書きましょう。

次に、あなたがその会社で担当した仕事の内容を書きます。

こちらも単に「営業」や「事務」と書くのではなく、例えば備品の発注や電話応対といったように、できるだけ詳細な業務内容を書きます。

実績を整理する

これまでに担当した仕事で、アピールポイントになるような実績があるときは、会社ごとに整理します。

営業成績が良かったというような大きな実績だけじゃなく、職場であなたのアイデアが採用されたとか、難しい仕事を任されたなども立派な「実績」です。

また、目標に対する達成度が分かる場合は、それもあわせて書き出しましょう。

例えば営業や販売職なら、売り上げ目標〇〇円に対して、実際の売り上げ成績は〇〇円で、達成率は〇〇%といった具合です。

技術職なら、〇〇件の仕事をこなせると思っていたら、実際に完了したのは〇〇件で、達成率は〇〇%だったといった具合に、大まかな事後プランでも構いません。

事務職のように実績の数値化が難しい仕事の場合は、何時間残業したかというように、勤務時間がひとつの目安になります。

仕事をいかに効率よく決められた時間の中で行えるかは、時間外労働をどれくらい行ったかでも推し量ることが出来ます。

これは、事務職に限らずすべての仕事に対して言えます。

あなたの満足度を書く

その職場(あるいは会社)は、あなたにとって働きやすい職場だったかどうかを、具体的に数値化します。

職歴が多い人は、5段階評価ぐらいが比較しやすいです。

逆に職歴が少ない人は、10段階評価の方が整理しやすいかもしれません。

あまり深刻に考えず、商品レビューを書くときのように直感で点数を付けていきましょう。

数値化することで、それまでは「あの会社は働きやすかった」と思っていた会社が、実はそうでもなかったことに気付く場合もあります。

またその逆のケースもあります。

満足度の理由を具体的に書く

満足度を数値化したら、なぜその点数にしたのか、理由をできるだけ具体的に書いていきます。

「仕事にやりがいを感じた」などでもいいですし、「同僚に気の合う人が多かった」でも構いません。

同様に、マイナス点についても書き出します。

「残業が多かった」、「接客が嫌いだった」など、ゆううつに感じていたことを片っ端から書き出しましょう。

この際、極端に一方に偏った内容にせず、「働きやすかったけどこの点だけは嫌だった」とか、逆に「働きにくかったけどこの点だけは好きだった」と言うように、最低でもひとつは反対の要素を探してみると、意外な発見があるかもしれません。

あなたの理想を実現させる方法を考える

ここまで棚卸をしてきた内容を整理すると、あなたが働きやすい職場や、やりがいを感じる仕事が見えてきます。

あなたがどんな仕事に達成感を感じたかや、どんな職場で評価されたかは、漠然と「こんな仕事をしたい」と考えていた内容とは違っているかもしれません。

けれど、やりがいを感じた仕事や高く評価された業務こそ、あなたの適性に合っている仕事です。

また、仕事は好きだったのに働きにくいと感じた職場は、どうすればその不満を最小限にとどめることができるかを考えてみるのも大切です。

残業が多すぎて辛かったのなら、残業時間を交渉することで問題は解決します。

同僚とうまく付き合えなかったのなら、その同僚がどんなタイプの人だったか、性別や年齢、学歴など、目に見える形で分析してみましょう。

同じタイプの人がいない職場を選べば、今度はうまくやっていけるかもしれません。

そして最後に、あなたの「理想」も無視してはいけません。

キャリアの棚卸しは、あくまでも自分を客観的に見るために行います。

けれど、棚卸しの内容とその分析結果を重視するあまり、自分の理想を捨てては真に幸せな転職とは言えません。

棚卸しの内容は、あなたの理想を実現する最善の転職方法を考えるための目安に過ぎません。

まとめ

自分のこだわりや適性は、分かっているようで意外と分かっていません。

このため、キャリアの棚卸しをせずに転職にのぞむと、安易に以前と同じような職場や業種を選んでしまう場合もあります。

けれど実は、これまでとはまったく違う業種や職場の方が、あなたには向いているかもしれません。

キャリアの棚卸しを行って、あなたの適性を客観的に確認することで、より働きやすくてやりがいを感じる仕事を選ぶことができます。

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