人手不足の職業は今が狙い目!3つの職業を比較してみた

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今転職は売り手市場になっており、一社目に受けた会社で内定をもらい即転職という人も少なくありません。

対して、企業では離職が多く穴埋めにも忙しい状況で、常に募集をかけている企業も多くあります。

そんな人手不足の代表的な職業や、転職のメリット、デメリットをご紹介します。

今人手不足で狙い目の3つの職業とは?

宅配運送業

ネット通販が当たり前になった昨今ではスマホの普及により、ネット販売はより身近なものとなりました。

そのおかげで、どこの企業も「安く・早く」を追い求め競争してきましたが、流通量が増えたことにより人が足りなくなり仕事環境が悪化し、離職者が増えました。

よって、どの運送業も常に人手不足で募集が続いています。

また、最近では元国営の大手配達業がブラック企業として名前が広がったこともあり、求人にも人が集まらない状況でかなりの人手不足が予想されます。

飲食店

深夜営業の飲食店も今ではめずらしくありませんが、最近は24時間営業を取り止める店もあるほど、飲食業界は人手不足です。

ワンオペという言葉も広がり、ニュースではアルバイトの大学生に過酷な仕事と拘束時間を要求するブラックバイトも見られます。

日本は夜遅くまで働く習慣があり、それにより深夜営業の飲食店も増えました。

しかし、少子化の影響で働き手は減りつつあり、これまでの店舗数や営業時間ではかつてのように円滑に運営することは難しくなりました。

店舗を減らす企業も多いですが、それでまもまだまだ人手不足の職業でしょう。

銀行

これは意外かもしれませんが、就職を希望する若手が減っている職業です。

かつては花形と呼ばれた銀行マンや、安定して働ける代表的な職業だった銀行員ですが、長い金融政策と最近の金利の低下により、ますます銀行の利用者は減る一方となりました。

金利が低いということは、単に投資市場全体の金利が低いのか、運用がうまくいっていない、または、先を見越して銀行が溜め込み姿勢になっている可能性もあります。

いずれにしても、これから安定的に勤める職業からは外れつつあります。

期待していた新卒社員が採用できないために、銀行は今や人手不足、窓口では派遣やアルバイトの方が手続きを行う所もあるほどです。

人手不足で求人は多いがおすすめできない職業

おすすめできない職業としては、流通業でしょう。

体力的に厳しいため、転職しても長く働ける保証はありません。

万が一、体を壊してしまえば仕事を続けることも次の仕事を見つけることも難しくなります。

また、配達はそうした体力的な苦労もあるほか、時間管理も厳しい仕事です。

数時間単位で荷物を管理し、お客様の指定した時間に届ける必要があるため、常に気が抜けません。

さらに、配達中に不在票を見たお客様から直接電話がかかってくることもあるため、まとまった休憩をとることも難しいです。

過酷な肉体労働と、気が休まらないための精神的な疲れと、ストレスの多い仕事でしょう。

次に、銀行員もおすすめできません。

かなり大手の銀行なら安定も望めるかもしれませんが、例えば郵便局でさえ、人手不足と売上確保のために、一人一人に課せられる仕事が量も種類も多いのが現実です。

貯金の窓口で接客をしながら、生命保険の勧誘をして、郵便物もさばき、クレーム対応・・・

これだけの仕事量でも、収入は事務などの一般職の仕事とほぼ同じで割に合いません。

そして、金融関係の仕事には法律なども関わるため、法改正があればそれにより仕事のルールが変わります。

金融商品も毎月変わりますので、仕事のやり方や、商品知識を常に更新し続けなければなりません。

また、郵便物も海外へ船で送る方もいますので、意外と体力勝負な仕事です。

細かな事務作業と肉体労働、それに接客による感情労働、すべてが詰まった仕事です。

人手不足の職業に転職する際のメリットとデメリット

人手不足の職業に転職をするメリットは、やはりすぐに仕事が見つかるところでしょう。

不況の煽りを受けて就職活動に苦労した人には信じられないかもしれませんが、面接1回ですぐに内定ということもあり、休職期間が長くなることを心配する必要もありません。

また、人手不足から採用条件を良くしている企業もあります。

給料アップや臨時の報酬なども期待できるかもしれません。

特に、飲食店や流通業界は、繁忙期などの人員確保に必死のため、交渉次第ではさらなる収入アップが見込める可能性もあります。

しかし、人手不足になるのはやはりそれなりの理由があります。

昼夜問わず働き続けなけばならなかったり、体への負担が大きく、続けることが不可能な仕事もあります。

つまり、将来性が期待できない職業ということに当てはまります。

または、配属される店舗でハラスメントが横行して人が定着しないなど、さまざまな問題を抱えていることもあります。

それらは実際に働いてみるまで分からないため、就職してもすぐに辞めてしまう、ということが続いているのかもしれません。

単に忙しいだけでなく、そうした職場環境も影響している可能性があるため、なるべく事前にチェックするべきでしょう。

人手不足が解消されることは私たちにとっても良いことですが、くれぐれも無理をしないように仕事を見つけましょう。

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