職業訓練校に通っている人は、修了前に就職活動を始めなければいけませんよね。
職業訓練校では、そこで学んだ知識や技術を活かし、再就職のサポートもしてくれます。
主にハローワークから求人を紹介されるので楽ですが、ハローワークのみで仕事を探すのはおすすめできません。
もっと幅広く活動を広げて、多くの求人に触れるべきです。
そこで、経験談をもとに再就職のコツをご紹介します。
ハローワークの求人は正直微妙だと感じた
職業訓練校やポリテクセンターにある求人はハローワークと連携しています。
求人は一般に公開する前に、訓練生に紹介されます。
求人内容とマッチする場合は、個別に紹介される場合もあります。
訓練生には優先的に再就職させるため、訓練校は再就職のサポートにも力を入れています。
しかし、CADオペレーターのみの求人は少ないです。
中小企業の建設会社の求人が多いため、極端に給料が安い場合もあります。
正社員とは言えないような悪条件の求人もあるのが現状です。
実は、ハローワークの求人票から得られる情報量は少ないでのです。
転職支援の先生は、求人を募集している企業の内情をよく知りません。
そのため、紹介された求人が実はブラック企業だった、ということもあるのです。
ハローワークの求人が悪いわけではありませんが、ここで探しつつも他の求人媒体も利用することをおすすめします。
訓練はあっという間に修了してしまいます。
完全に無職になり雇用保険が切れる前に、再就職活動は幅広く行って見つけましょう。
どのように再就職活動をしたらいい?
今受講している内容は、建築系のCADオペレーター養成や、リフォームなどのコースが主だと思います。
- 住宅インテリア
- 建築CADオペレーター科
- AutoCAD 基礎
職業訓練校を受講する人は、ほとんどが未経験者か経験の浅い人たちです。
そのため、コースの内容も初めて携わる人たち向けに指導する内容となっています。
求人を探す際には、未経験や経験が浅い人向けの求人に応募する必要があります。
再就職のコツ1
建築系の会社に就職する場合は、AutoCADの操作や図面作成の知識は必須です。
CADオペレーターの資格はいくつかありますが、業務において必須ではありません。
資格がないとできないと思われがちですが、CADオペレーターは資格より実務経験の方が重要です。
資格でアピールするには弱いですが、未経験者は資格を取得しておけば、ある程度は図面を理解できてCAD操作が可能という説得材料になります。
経験の浅さを浅さをカバーできるので、訓練期間中に資格を取っておくことはおすすめです。
再就職のコツ2
未経験や経験が浅い場合は、授業で作図した図面などを用意して面接時に見せるといいでしょう。
授業で習うことと実務は違うので、図面自体は評価されないかもしれません。
しかしここで大事なのは、企業側があなたの図面を見て業務をこなしている姿を想像させること。
経験者は仕事ができることは想像できますが、未経験者や経験が浅い人は難しい。
だからこそ、面接官に想像させることが採用につながるのです。
再就職のコツ3
みんなとは違う就職活動をすること。
希望の条件の求人を探すためにも、ハローワーク以外の求人情報もチェックすることをおすすめします。
転職サイトや転職エージェントもうまく活用しましょう。
特に、未経験者は年齢が上がるにつれて、再就職が不利になります。
多くの求人に目を通して探しましょう。
おすすめの転職支援サービス
派遣会社:未経験者向けの紹介は少ない。最初の一歩として派遣からスタートするのもあり。
転職サイト:全て自分個人で就職活動をするので、情報収集が大変。企業の良し悪しがわからない。
転職エージェント:さまざまなサポートをしてくれるので、より再就職しやすい。
非公開案件もあるので、希望に合う仕事が見つけやすい。
訓練校の紹介よりも、求職者と企業をマッチさせるのが早い。
修了が迫っているなら、転職エージェントを利用する方が早い。
再就職活動で苦労すること
CADオペレーターは実務経験が重視されるため、未経験だと仕事を見つけるのが難しいかもしれません。
就職活動中の訓練生にとっては、これが大きな壁となるでしょう。
CAD操作より図面を理解できるかが重要です。
図面が読めなければCADが使えても意味がないのです。
訓練中にできるだけ建築図を学び、即戦力になれるようアピールしましょう。
CADオペレーターの未経験可能な求人は、とても人気でみんな狙っています。
周りと同じ就職活動だと、競争率が上がり就職が困難となります。
転職エージェントなどを併用して応募することが近道です。
面接の際にどうアピールしたらいい?
今まで何を学び、どの程度の知識や技術を身につけたのか、簡潔に説明しましょう。
また、再就職のコツ2でお話しした通り、作図した図面を印刷して提出するとアピールになります。
基礎が身についていれば十分伝わります。
良い求人は倍率が非常に高く、すぐに決まってしまいます。
そのため周りと違う就職活動をすることが近道です。